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ベトナムの新卒採用スケジュールと学校制度

ベトナム人採用を考えている企業の採用担当者さまから、「新卒採用はいつ行えばよいのか?」「候補者が集まりやすい時期はいつか?」というご相談を頂くことは少なくありません。ここではベトナムの新卒採用のタイミング、ベトナムの学校制度、優秀なエンジニアを輩出する有名大学などをご説明します。ベトナムは日本とは学校制度も雇用慣行も違いますので、採用をご検討の担当者さまはぜひご一読ください。

ベトナムの新卒採用のタイミングは?

ベトナムでの新卒採用をお考えの場合、まず気を付けていただきたいのが「ベトナムでは新卒採用と中途採用の区分があいまい」ということです。このため新卒一括採用の慣行がなく、大学などの新卒に対しても通年採用が行われています。

ベトナムと日本は入学卒業のシーズンがことなる

ベトナムと日本では学校の入学卒業のシーズンがずれています。日本は3学期制で4月入学、3月卒業。ベトナムは2学期制で9月入学、7月卒業です。

【日本の学校は3学期制】

1学期:4~7月(4~8月の地域もあり)

2学期:9~12月(8~12月の地域もあり)

3学期:1~3月

【ベトナムの学校は2学期制】

1学期:9月~旧正月まで

2学期:旧正月明け~6月下旬から7月 ※旧正月は例年1~2月あたり

ベトナムの学校のスケジュールと各学期
ベトナムの学校のスケジュールと各学期

ベトナムの大学は卒業時期が年2回

ベトナムの大学の卒業時期は、7月と12月の年2回です。7月に卒業する学生のほうが多いのですが、12月卒業の学生もかなりいます。

卒業時期の差は「卒業条件に必要なTOIECの点数の基準をクリアできなかった」といった成績に関するものから、「教授が忙しく、卒論をなかなか見てもらえないので卒論認定が間に合わない」という本人に責任のない理由まで、いろいろです。

ベトナムでは卒業の時期が7月か12月かはあまり問題にされません。新卒一括採用の雇用文化がないため、大学4年生ともなればインターンシップに参加していたり、正社員として働いていたりする人が多いためと考えられます。

新卒一括採用より通年採用計画を

前段落でお伝えしたように、優秀な学生は卒業前にインターンシップなどを通して就職を決めていることがほとんどです。それでも、どうしても新卒一括採用をしたいという場合は、多くの学生が卒業を目前に控えた6月あたりがベストタイミングかもしれません。

優秀な新卒学生を狙うなら、在学中に内定を出してしまうのが良いでしょう。欲しい人材がいると目星をつけた大学にコンタクトし、大学構内で採用面談を設定させてもらいます。在学中の学生はこういった面談で内定をもらい、インターンシップとして働き始め、卒業と同時に正社員になることが多いようです。

ベトナムの教育制度と進学率

ベトナムの教育制度についても、学制区分からご説明しておきます。

ベトナムの学校教育は、5-4-3制(小学校5年間、中学校4年間、高校3年間)が採用されています。小学校、中学校が義務教育になっているのは日本と同様です。

ベトナムの進学率は、四年制大学・大学院、短期大学あわせて28.5%です。日本(63.5%)に比べるとかなり低いのですが、ベトナムにおいて高等教育を受けられる若者は、優秀で環境に恵まれた層に限られています。

大学の工学部などは5年制も多い

ベトナムでも大学の学部は基本的に4年制です。しかし工学部系(主に機械学部)には「5年制」を採用している学校も多いようです。とくにエンジニアの場合、履歴書を見て「留年かな?」と疑う前に「学部は5年制ですか?」と確認をしてみてください。

ベトナムの高等教育制度については日本学生支援機構(JASSO)が運営する「海外留学支援サイト」に詳しいので、ぜひ御覧ください。

ベトナムの機械、電気電子エンジニア輩出大学

ベトナムで機械、電気電子エンジニアを輩出する有名大学には、以下のような大学があります。

ベトナム三大都市のトップ理系大学

Ha Noi University of Science and Technology(HUST)

1956年ベトナム初の工科大学としてハノイに設立され、教育と研究に大きな影響を持つ大学です。学部生2万8000人、修士博士課程5000人、毎年5500~7000人の新入生が入学します。

Ho Chi Minh City University of Technology

ベトナムの技術系大学の中でも、研究や教育を担っている中心的な大学です。グローバルスタンダードの工学教育と、教育機関、研究機関としての国際的な評価向上を担っています。

The University of Danang: University of Science and Technology

ベトナム中央部の港湾都市ダナンにあり、国立大学のダナン大学傘下の工科大学です。約500人の教員と2万2千人の学生を擁する、規模の大きい大学です。

ハノイ、ホーチミン市内で有名な理系大学

Ho Chi Minh University of Education & Technology

GE大学内に日越就職トレーニングセンターがあり、ビジネスマナー指導など積極的な日系企業への就職説明会などに力を入れています。

Hanoi University of Industry

1898年設立、ベトナムで最初の技術大学です。大学内に日本語クラスがあり、日本語を勉強する生徒が多い大学です。

Industrial University of Ho Chi Minh City

学術的、理論的な教育ばかりではなく、実践的なカリキュラムで授業を行う工業大学です。トレーニングセンターも充実しています。

ロボコンで有名!注目の大学

Lac Hong University

ホーチミン市郊外、ドンナイ省にある大学です。ロボットコンテスト(ロボコン)で常連校となっています。2014、2017、2018年度には優勝しています。

Hung Yen University of Technology and Education

ハノイから70kmほど離れた場所にある大学で、ロボコン2015年優勝校です。地方にあるため研究に没頭している生徒が多い印象です。

ベトナムで理系の新卒採用に成功するには?

ベトナムで理系の新卒学生を採用しようとすれば、大学との関係づくりが欠かせません。

このためには、どの大学が自社の欲しい人材教育をしているのか調べ、その大学と現地でベトナム語を使ったコミュニケーションをしていかなくてはなりません。そこまでのコストや時間をかけて大学との関係を作っていくことは並大抵ではなく、信頼できる現地の人材紹介会社を利用することが優秀な人材獲得の近道といえます。

株式会社OneTerraceでは、能力が高い理系学生に実践的な日本語教育を提供しています。これによって日本企業の採用ニーズである「日本語ができる優秀なエンジニアがほしい」にお応えします。

ベトナムの新卒採用スケジュールと学校制度 クライアント写真

松岡 由布子(株式会社One Terrace ベトナム支社GM)

福岡出身の富山育ち。2017年からホーチミン在住。前職は採用コンサルタントとして東京、タイ、ベトナム、台湾での勤務を経験。ベトナム人が高度人材として日本で働き、正当に評価されることをスタンダードにしたい。通称ずこさん(ベトナム人は「ゆ」の発音が苦手)

この記事を書いた人

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